公務員夫婦は最強？　だけじゃない！

公務員同士の夫婦は安定していて最強！?

そう言われることが多いですが、経済的な安定と、心や体の余裕は別問題 です。

✔朝は家族全員の準備でバタバタ…
✔仕事では責任のある業務をこなし時間に　追われる毎日
✔帰宅後は子どものお世話、夕飯の準備、片付け、寝かしつけ…

「本当にこの生活を続けられるの？」と不安に思う方も多いはず。

わたしはこれまで 累計2000世帯以上の相談 を受けてきた中で、同じような悩みを抱える公務員夫婦はとても多いです。

私自身、業界歴25年以上 の経験を活かし、公務員世帯の家計管理・働き方・ライフプランのアドバイスを行ってきました。

✔「公務員夫婦は安定しているけど、心も体も余裕がない」
✔「転職したいけど、住宅ローンや子どもの教育費を考えると踏み切れない」

といった悩みを多く聞いてきました。でも、大丈夫です！少しの工夫で、今より 家計にも心にも余裕を持てる方法 があります。

今回は 「しんどい」から抜け出すための考え方や、ファイナンシャル視点での解決策をご紹介します！

公務員のメリット・デメリット

収入が安定していて夫婦で公務員と聞くと最強と感じる一方で、もちろんそれ以上の
大変さもあるのです。公務員が感じているメリット、デメリットを見てみましょう

公務員夫婦のメリット

1.安定した収入

• ・景気に左右されず、年功序列で昇給が確保されている
• ・共働きなら世帯年収1000万～1500万円の家庭も多い

2.福利厚生が手厚い

• ・共済組合の医療制度・年金が充実し、老後の安心感がある
• ・育休・時短勤務制度が整っているため、仕事を辞めなくても調整が可能

3.転職リスクが少ない

• ・万が一どちらかが退職しても、もう片方が公務員なら家計が安定しやすい
• ・住宅ローンの審査が通りやすい（転職者より信用が高い）

公務員夫婦のデメリット(お悩み）

1. 仕事と育児の両立が難しい

• ・実際には定時退庁が難しく、職場の雰囲気もあり、残業が常態化
• ・育児・家事の負担が集中し、自分の時間が取れない
• ・「ただ毎日をこなすだけで精一杯」という感覚に

2. 副業ができず収入の選択肢が少ない

• ・公務員は原則副業NG。収入を増やす手段が限られている
• ・「今の給料内でやりくりするしかない」という閉塞感

3. 転職のハードルが高く、現状に縛られやすい

• ・精神的・肉体的に限界を感じても「収入が下がるのが怖くて動けない」
• ・家計の責任がある中でリスクを取れず、モヤモヤを抱えたまま働き続けてしまう
• ・「現状維持もツライ。かといって動けない」葛藤

お悩み具体例＆課題とヒント

ここからは、実際のお悩みとファイナンシャルの視点でお解決のヒントをお伝えします。

事例①
残業や休日出勤もあり育児との両立が難しい地方公務員（市役所勤務) のAさん（30代・女性）の悩み

①定時は17時15分なのに毎日18時過　　ぎまで残業。
→業務量が多く「定時で帰るのは気まずい」という職場の雰囲気があるためつい残業してしまう。

②夫が保育園の迎えを担当してくれるが、帰宅後はバタバタ…。
→帰宅後すぐに夕飯の準備をしながら子どもの相手。
→夫も仕事で疲れているため、育児や家事の分担がうまくできず、結局自分がほとんどをこなす状況に…。

③「仕事で疲れ果て、家事や育児もこなすと、もう自分の時間なんてゼロ」
→「ゆっくり座るのは子どもが寝たあと。でもその頃にはもうクタクタ…。」　　　　　　
→自分の趣味やリラックスする時間を確保する余裕がなく「毎日がただ過ぎていくだけ」 という感覚に。

事例②：副業ができず、収入アップの選択肢が限られている　　Cさん（30代・夫婦）の悩み

• ① 「副業で収入を増やしたいけど、公務員だからNG…」
• →友人が副業で月5万円以上稼いでいる話を聞くたびに、「自分も何かやりたいけど公務員はできない…」とモヤモヤする。
• →仕事の責任が増えてきたが、それに見合う昇給はなかなか望めない。
• ② 「結局、今の給料の範囲内でやりくりするしかない…」
• →「副業もできないし、投資にも回せるお金がない。どうやって収入を増やせばいいの？」
• →「子どもの教育費や住宅ローンを考えると、このままで大丈夫なのか不安…」

事例③：転職で年収が下がることが怖くて動けないFさん　　　（30代・男性）の悩み

• ① 「今の仕事がしんどい。でも、転職して収入が下がったら生活できるのか不安…」
• →仕事の負担が増え、精神的にも肉体的にも限界を感じているが、公務員の安定を捨てる決断ができない。
• →転職サイトで「ワークライフバランスの取れる仕事」を探してみたが、公務員の給料と比べると、年収50万～100万円ダウンするケースが多く、どうしても踏み切れない…。
• ② 「住宅ローンと教育費があるから、リスクを取れない…」
• →住宅ローン（月12万円×25年）に加え、子どもが2人いて、これから習い事や塾代もかかる予定。
• →「転職した後に想定外の出費が増えたらどうしよう？」と考えると、怖くて今の仕事を 辞められない…。
• ③ 「このまま働き続けるのも苦しい。でも、転職の決断もできない…」
• →家族のために収入は維持したいけれど、今の働き方が続くと 心がすり減ってしまいそう…。
• →「転職して後悔するのが怖いし、でもこのまま続けるのもツライ。どうすればいいの…？」

行動したあとのメリットと未来（具体例）

メリット（具体例）

✅　時間の余裕ができる

• 事例①：家事の外注で「時間を買う」
• 公務員夫婦のAさん（30代・子ども2人）は、毎日仕事と家事育児でバタバタ。
• →「週末も家事で終わる…」と悩んでいたが、思い切って 家事代行を月2回導入 　　　　したところ、土日の時間に余裕が！
• →「子どもと遊ぶ時間が増えたし、週末に夫婦でゆっくり話せるようになった」 と実感。

✅　精神的ストレスが減る

• 事例②：「貯める」だけじゃなく「使う」お金を明確に
• Bさん（40代・夫婦）は、教育費を貯めることに必死で、「楽しみのためのお金は後回し」
• →でも、家計を整理してみると「毎月◯万円はレジャーやリフレッシュに使ってOK」と分かり、「罪悪感なく楽しめるお金」を持てるように！
• →「今までお金を使うたびに不安だったけど、計画的に使うことでストレスが減った！」

✅　家族との時間が増える

• 事例③：時短家電で「家事の手間を削減」
• Cさん（30代・ワンオペ育児気味）は、仕事後に家事育児をすべてこなすのが限界…。
• →そこで、ドラム式洗濯機＆食洗機を導入 し、1日1時間の家事時間を削減。
• →「夜、子どもとゆっくり本を読む時間ができた！」 と変化を実感。

ベネフィット（得られる未来）

💡「毎日バタバタして自分の時間がない…」から脱出できる

• 事例④：「できることだけやる」考え方で気持ちがラクに
• Dさん（30代・フルタイム勤務）は、仕事・家事・育児の全部を「ちゃんとやらなきゃ」と思っていた。
• →「全部を100％やるのは無理。80％でOK！」と考え方を変えたら、気持ちがラクに！
• →「自分にもっと優しくなっていいんだ」と思えるようになり、心の余裕が生まれた。

💡 お金の使い方を工夫すれば、今の生活がもっとラクに＆楽しくなる

• 事例⑤：「固定費の見直し」で、家事代行費を捻出
• Eさん（40代・夫婦）は、「家事代行を頼みたいけど、お金がもったいない」と考えていた。
• →そこで、通信費・保険料・サブスクを見直し、毎月1万円を捻出！
• →「削れるところを削ったら、余裕をもって家事代行を頼めるようになった！」

💡 「転職できない」と思い込まず、働き方の選択肢が広がる

• 事例⑥：「転職シミュレーション」で不安を解消
• Fさん（30代・公務員）は、育児との両立がしんどくて転職を考えていたけど、「住宅ローンがあるから無理」と諦めかけていた。
• →「転職後の収入で生活できるか？」をシミュレーション してみると、「固定費を調整すれば意外と大丈夫」と判明！
• →「公務員じゃなくても、家計管理次第で安心できるんだ」と実感し、より自分に合った仕事を選ぶ決意ができた。

記事のまとめ

「しんどい毎日」は、ちょっとした工夫でラクにできる！

これらを取り入れれば、

あなたの毎日も もっとラクに、楽しく、余裕のあるものに変えられるかもしれません

あなたも、「今の働き方やお金の使い方、本当にこれでいいの？」と感じているなら、まずは 家計の可視化や、働き方のシミュレーション をしてみませんか？

あなたに合った選択や方法ライフプランの見直し、具体的なシミュレーションをしたい方は お気軽にご相談ください 💡