「社会人になって収入も安定してきた。でもなかなかお金が貯まらない・・・」
「独身で自由にできるお金があるはずなのに、なぜか月末には預金通帳の金額が・・・」
なんて思ってしまう事ありませんか?
こんな悩みを持つ人に向けて、あなたのような30代独身の悩みを数多く聞いてきた独立系のファイナンシャルプランナーが、わかりやすく解説します!
この記事を読めば、30代からでもお金を貯めることができる具体策を知ることができ、しかも簡単に実現できる方法を知ることができます!
30代はお金が貯まらない?─“原因あるある”を整理
お金に余裕があるはずなのになぜかお金が貯まらない・・・
原因は主に3つです。
① 支出の固定化
② ストレス発散のためのご褒美消費
③ 理由もなく何となく消費
3つそれぞれについて解説します。
結婚してなくても「支出の固定化」は進む
30代の独身の方は、気づかないうちに固定化された支出に縛られていることが多いと感じます。
何故なら、一人暮らしの快適さや、身の回りのグレードアップが習慣になっているからです。
実家暮らしから独立し、毎月の家賃・光熱費・通信費・保険などが“当たり前の支出”として固定化されがちです。
私も、固定費は「変えられないもの」と思い込んで、見直すことできなかったことを思い出します!
「ストレス発散」が“ごほうび消費”のループに
ストレス発散のためのごほうび消費を思わずやっていませんか?
このご褒美消費が無意識に家計を圧迫している原因だという事は知っていますか?
仕事や人間関係の疲れを、お金を使うことで癒す行動が習慣になっているからです。
平日の帰宅後にはUber Eats、気分転換という理由で週末は買い物やカフェで過ごすなど、小さな出費が積み重なって貯金に回す余裕が奪われていきます。
「なんとなく」で発生している固定費
自覚のない“なんとなく支出”が、お金が貯まらない最大の要因かもしれません。
定期的な見直しをしないまま、契約を継続しているサービスが多くあることが原因の一つです。
使ってないサブスク、有料アプリ、過剰な保険など、“気づけば毎月払っている”費用が家計に重くのしかかっていることはよくあります。
見直すだけで、月数千円〜数万円の改善が可能です。
私が相談を受けるクライアントさんも、支出をチェックすると「使途不明金」が3万円程度あることは良くありますよ。
「家計見直ししなくても貯まる」ってどういうこと?
「家計簿つけなきゃ…」「節約しなきゃ…」そう思うたびに、ちょっと気が重くなりますよね?
実は、がっつり見直したり、細かく記録したりしなくても、お金は貯められます。
大事なのは「ムダな流出を止める仕組み」を、最初にちょっと整えること。
それだけで、あとは何も頑張らなくても、気づけば残るようになります。
- ぶっちゃけ家計簿は不要
- コントロールしやすい支出から変える
- 貯まる仕組みを作る
家計簿ナシでも貯められる理由
ぶっちゃけ家計簿をつけなくても、お金は貯まります!
お金の“出口”を絞るだけで、入ってくるお金の一部は自然に残るからです。
多くの人は「記録しないと貯まらない」と思い込んでいますが、実際は“どこに使っているか”を把握するより、“いらない支出”をひとつでも止めた方がお金の残り方は早い。
僕も、家計簿をつけていましたが、つけることが目的化して心が折れたことがあります!
「コントロールしやすい支出」から変えるのがコスパ最強
家計改善は、“手間の少ない支出”から変えるのが最も効率的。
例えば保険やスマホ代のように、一度変更すればずっと安くなるものは、月々の見直しがいらないけど、「食費を毎回意識する」のような努力型節約は継続が難しく、効果も限定的です。
「貯まる仕組み」を作ると、勝手に貯まる
習慣や気合に頼らず、お金が貯まる方法があります。
それは、貯蓄の仕組み化です。
最初に「勝手にお金が貯まる仕組み」を作っておけば、あとは何も考えなくても貯金できるからです。
例えば、自動積立・口座の複数保有・オート引き落としなど、一度設定すれば何も意識しなくてもOK。
意志の力ではなく、仕組みの力で資産が増えていきます。
毎月これだけ!30代が見直すべき固定費3つ
「家計見直し」と聞くと面倒くさそうに感じるかもしれないけど、実は全部を見直す必要はない。
大事なのは、“効果の大きいところ”だけを押さえること。
つまり、毎月の支出の中で固定費を見直せば、あとはほとんど何もしなくても良いともいえます。
ここでは、30代の独身会社員がまず手をつけるべき「3つの固定費」を紹介しますね。
どれも“今日からできること”ばかりです!
見直すべき固定費①:スマホ代
格安SIMに変えるだけでスマホ代は驚くほど下げられる。
“年間5万円以上”カットも可能です。
大手キャリアのままだと、毎月の通信費は割高なままですよね?
例えばドコモ・au・ソフトバンクのプランを使い続けると月7,000〜9,000円が当たり前。
一方で、格安SIMなら月2,000〜3,000円台が基本です。
年間にすると5万円以上の差になる。
私も格安SIMに乗り換えましたが、通信品質に不便を感じることはありません。格安SIMに替えて、本当に良かったと思っています。
見直すべき固定費②:生命保険
今の自分に必要な保険だけに絞ることで、無駄な支出を減らせます。
保険は“安心料”として惰性で入り続けている人が多く、無駄な保険に入っていることも。
独身・扶養なしの30代であれば、死亡保険や過剰な医療保険は不要なケースが多いですよね。
「高額医療費制度」を活用することで、医療費負担を抑えることが可能ですし、もっと言うと貯金があれば、多少の入院費などはカバーできます。
必要な保険に絞ることで月数千円の固定費カットが可能ですよ。
見直すべき固定費③:使ってないサブスク
登録中のサブスクを見直すだけで、無駄な支出がサクッと固定費が減らせます。
利用していないのに“解約が面倒”という理由で払い続けている人が多いからです。
音楽・動画・ニュース・英語アプリ・フィットネス系など、使っていないサブスクが1〜2個あるだけで月1,000〜3,000円のムダになります。
1回見直すだけですぐ解決できる“超コスパ改善ポイント”がサブスクの見直しです。
初めの一歩は「小さくてOK」─お金が貯まり出す仕組みのつくり方
「どうせ続かないし」「やっても意味ないかも」そう思って最初の一歩が踏み出せない人は多いですよね。
でも、お金が貯まり始める人の特徴は、最初から完璧を目指さないこと。
重要なのは、“とにかく動く”こと。
小さく始めて、少しずつ自分に合ったスタイルにしていけばいい。
ここでは、最初の一歩としておすすめの「小さくて続く仕組み」を紹介します。
仕組み② 貯金額は“ハードルが低い”ほうが成功する
仕組み③ 先取貯金
仕組み① 「自動で貯まる口座」をひとつ作るだけでOK
自動積立専用の口座を作るだけで、強制的にお金が残せます。
悲しいことに、人はお金があればあるだけ使ってしまう習性があるので、先に貯金分を取り分けておけば、お金は自動的に貯まっていきます。
「先取り貯金」は王道のテクニックで、給与口座から毎月5,000円でも自動で移す設定にすれば、貯金が自然と“習慣化”されます。
自分の意思に頼るよりも圧倒的に失敗しにくく、気づいたときにお金が貯まっていますよ!
仕組み② 金額は“ハードルが低い”ほうが成功する
スタート時の貯金額は無理のない金額に設定するのがコツです。
最初から高めに設定すると、生活がキツくなって挫折しやすくなるからです。
「毎月3万円!」と張り切るより、「まずは5,000円から」の方が継続しやすく、心理的な負担も少ないですよね。
重要なのはどれだけ“続く形”を作ること。
継続が自信につながり、貯金額も自然と増えていきますよ。
仕組み③ 先取貯金
お給料が入ったらまず貯蓄や投資に回すことが大切。
先に増やすためのお金を確保しておけば、貯蓄に回すお金が無い!なんてことは無くなりますよね?
最初に貯蓄できる仕組みさえ作っておけば、節約意識に縛られなくても自然と貯まります。
節約に神経を使う必要がなくなり、ストレスなく貯金に集中できますよ!
自分にもできそう? ラクに続く3つのコツ
ここまで読んで「ちょっとやってみようかな」と思ったあなたは、他の人より半歩先に進んでいます。
でも、せっかく始めても続かなければ意味がない。
そこで最後に、「めんどくさがりでも」「忘れっぽくても」無理なく続けられる、具体的な3つのコツを紹介します!
どれもシンプルだけど、効果は大きいはず。
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コツ① ルールを「目につく場所」に貼っておく
コツ② 成果が見える「記録」をつける
コツ③ 「失敗してもOK」の考え方を持つ
コツ① ルールを「目につく場所」に貼っておく
自分の決めたルールは、目に入る場所に可視化しておくと続けやすいものです。
なぜなら、眼から入る情報は、意識を習慣に変える強力なスイッチになるからです。
スマホの待ち受けやデスクのメモ、財布の中の付箋などの眼につきやすい場所に「月5,000円貯金中!」と書くだけで、「やること」が日常に定着します。
人は“忘れる”ことでモチベーションを失いやすいので、あえて忘れられない仕組みを作るのがとても大切ですよね。
コツ② 成果が見える「記録」をつける
簡単な記録をつけると、自分の成長が実感できてモチベーションが続きます。
なぜなら、目に見える変化は、変化をみえる化する事ができ、モチベーションをあげる原動力となるからです。
アプリやメモ帳で「貯金額の推移」や「節約できた額」を記録しておくだけで、「もっと増やしたい」という前向きな感情が生まれやすいです。
ちなみに私は、体重や体脂肪を毎日記録していますが、体重が減少傾向になっているときは、めっちゃテンション上がります
コツ③ 「失敗してもOK」の考え方を持つ
うまくいかない日があっても、気にせず続けるマインドが重要です。
完璧を求めすぎると、ひとつのミスで心が折れてせっかく続けていた習慣を全部やめてしまいがちだからです。
貯金も習慣も、少し休んだり崩れたりしても問題ありません。
大事なのは“やめない”こと。
失敗を引きずらず、「じゃあ明日からまたやろう」でOKです!
よくある質問
クライアントさんに、このようなコツを説明をしたときに、よく聞かれる質問があります。
一部を紹介しますね。
<よくある質問>
Q1 毎月赤字ギリギリなんですが、それでも貯金ってできますか?
Q2 固定費を見直しても、すぐに実感できないのでは?
Q3. 見直したつもりでも、結局お金が残らない気がします…
Q4. 節約ってストレスが溜まりそうで苦手です…
Q5. そもそもお金の管理が苦手で、やる気も出ません…
Q6. 今は独身だけど、結婚後のために何かした方がいい?
Q7. 一人暮らしで出費が多くて、節約ポイントが見つかりません…
Q8. いろんな節約術を試しても長続きしません…
Q9. 本当に格安SIMとかで困らないんですか?
Q10. 見直したあと、気が緩んでまた戻ってしまいそう…
Q1. 毎月赤字ギリギリなんですが、それでも貯金ってできますか?
A1.はい、できます。
赤字に感じるのは“使っている実感がないお金”、つまり”使途不明金”が紛れている場合が多いからです。
まずは1項目だけでも支出を見直して、その浮いた分を貯金に回すだけでも、立派な第一歩になります。
経験上、1万円~3万円ぐらいの”使途不明金”が潜んでいることが多いですね。
Q2. 固定費を見直しても、すぐに実感できないのでは?
A2. 確かに固定費を見直しても、「お金が増えた!」という手応えを感じるには少し時間がかかるかもしれません。
でも、毎月ジワジワと支出が減っていくことで、気づけば財布に余裕が出てくるようになります。
気付けばお金が残っていく感覚、ぜひ体験してみてください。
固定費は、削減ができると確実に支出を減らすことができ、それが継続していきます。
Q3. 見直したつもりでも、結局お金が残らない気がします…
A3. それは「使うお金の優先順位」が曖昧になっているのが原因かもしれません。
何にいくら使うのかをざっくりでもいいので意識するだけで、自分の浪費グセに気づけるようになります。
知っておいてほしいのは、
完璧を目指さず、意識するだけでOKです。
Q4. 節約ってストレスが溜まりそうで苦手です…
A4. 大切なことですが、ストレスになる節約は続きません。
大事なのは「我慢しないこと」より「ムダに気づくこと」
やめても困らない支出だけを見直せば、満足度は下げずに出費を減らすことができます。
Q5. そもそもお金の管理が苦手で、やる気も出ません…
A5. やる気が出ないのは、「今のままでも何とかなっている」からこそ。
でも将来の自分にとって、今のその一歩がすごく大きな意味を持ちます。
完璧でなくても、ちょっとだけやってみる。それだけで十分です。
Q6. 今は独身だけど、結婚後のために何かした方がいい?
A6. 今のうちに「お金を貯められる体質」になっておくと、結婚後や家族が増えたときにも困らずに済みます。
固定費の管理スキルは、一生モノです。将来の安心にもつながりますよ。
Q7. 一人暮らしで出費が多くて、節約ポイントが見つかりません…
A7. 一人暮らしは自由度が高い分、出費がかさみやすいです。
でも…
自由だからこそ支出のコントロールもしやすいというメリットもある。
まずは「固定でかかっているお金」に目を向けてみてください。
Q8. いろんな節約術を試しても長続きしません…
A8. 原因は「節約できる仕組みになっていないこと」からです。
気合いで続けるのではなく、自動化する工夫を最初から考えておくとラクになります。
毎回頑張るよりも、最初の1回だけ設定した後は放っておける仕組みを考えてみてください。
Q9. 本当に格安SIMとかで困らないんですか?
A9. 昔に比べて通信品質は格段に上がっていて、日常使いならほぼ問題ありません。
通話もデータ通信も普通に使えるので、乗り換え後の不満は少ないです。
それでも不安を感じてしまうのであれば、いきなり格安SIMには替えずに、サブ回線として使い勝手を試すのもアリです。
私も格安SIMを導入していますが、通信品質で不満を感じるところはないです!
Q10. 見直したあと、気が緩んでまた戻ってしまいそう…
A10. 正直、気が緩んで元に戻るのはよくあることです。
でも、仕組みをしっかり作っておけば簡単には戻りません。
再契約の手間や、支出が目に見えて減る喜びが、元の状態になってしまう事のブレーキになります。
見直しイコール、”一時的なもの”ではなく生活の内容を“アップデートするもの”として定義しなおしてみてください!
まとめ:めんどくさがりでも、3つの固定費を見直すだけで未来は変わる
ここまで読んでくれたあなたが、行動に踏み出せるように、改めて伝えたいポイントをまとめておきます。
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・お金が貯まらない30代は、支出が“固定化”されていることに気づかず、見直しのきっかけを逃している場合が多い。
・家計簿や節約を頑張らなくても、お金は”使わない仕組み”を作ることで自然に残るようになる。
・見直すべきは”スマホ代・保険・サブスク”の3つだけで、手間をかけることなく固定費を減らすことができる。
・貯金の第一歩は”自動で貯まる口座”を作ることから始め、無理のない金額で継続することが大事。
・続けるためには”完璧を目指さない思考”が効果的で、失敗してもまた始めればいい。
「家計の見直しはめんどくさいし、どうせ続かない」――そう思っていた人こそ、何かしらヒントになったはず。
でも、悲しいことに、すぐに行動に移す人は少ない。
すぐに行動できたら、家計は安定し、余剰資金ができ、それを原資として資産形成に回せば明るい未来が来るのにです!
「行動したいと思っているけど、最初の一歩が踏み出せない」
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