「突然ですが、みなさん “8.8%” という数字をご存じですか?」
これは、日本にいる“お金持ち”の割合です。
野村総研のデータによると、1億円以上の富裕層や5億円以上の超富裕層を合わせても、たった8.8%しかいません。
「そんな世界、私には関係ない」と思ってしまうかもしれません。
でも実際には、多くの方が“知識がないだけ”で資産形成から遠ざかっているのです。
一方で、「老後2,000万円問題」や「教育費1,000万円時代」といった言葉をニュースで耳にするたびに、不安を感じる方は少なくありません。
金融庁の調査でも「将来に備えて十分なお金を準備できていない」と答える人は6割を超えています。
私たち自身も以前は、「資産形成なんて特別な人がするもの」と思っていました。
けれど正しい知識を知り、アドバイザーに相談したことで、不安が安心に変わり、自然と行動できるようになったのです。
だからこそ私たち起動ラボのFPチームは、同じように不安を抱える方の力になりたいと考えています。
一人ひとりのライフスタイルや価値観に合わせて、
家計の見直し・保険・不動産・教育費・老後資金まで、トータルでサポートするのが私たちの役割です。
ここでは、起動ラボに所属する4人のFPをご紹介します。
経験や得意分野はそれぞれ違いますが、共通しているのは「あなたと同じ目線で考える」こと。
ぜひ、自分に合った相談相手を見つけてください。
メンバー紹介
宮村 真
保険や家計のことは、わかりにくいから後回しになりがち。でも、少し整理するだけで家計がぐっと楽になります。一緒にスッキリさせましょう。
資格:AFP
得意分野:保険の見直し/教育費設計/家計全体の最適化
マイストーリー&メッセージ
「保険は入っておけば安心」という思い込みが、家計を静かに圧迫している――現場でその現実に何度も向き合い、保障は“目的を叶えるための手段”であり、暮らし全体の納得が先だと痛感しました。AFPとして大切にしているのは、商品より先に価値観と言葉を整えること。難しい用語をやさしく訳し、家族の対話に落とし込む。保険と貯蓄・投資・住宅ローンを別々にせず同時設計で整える。焦りや罪悪感で決めない“自分基準”を一緒に作り、続けられる仕組みで「これでいい」が積み重なる状態へ伴走します。
支援スタイル
まず保険と家計を同時に棚卸しし、必要保障額を算定。固定費の最適化と教育費・住宅ローン・老後のバランスを設計します。つみたては目的・期間・リスク許容度を整合し、自動化で“続く仕組み”に。契約の要点や代替案を生活の言葉に翻訳し、家族の合意形成を支援。初回棚卸し→方針決定→90日実装→定期点検で迷いを減らします。保険は“入る”より“備える”観点で、保障と貯蓄・投資の役割分担を明確化。口座分けと入出金ルールを設け、毎月の不安と手間を軽減。約款や条件は具体例で可視化し、「なぜそれを選ぶのか」が自分の言葉で説明できる状態まで伴走します。
杉谷 友亮
対話を通じて価値観を言語化し、無理なく続くプランを一緒につくります。
保有資格:AFP、証券外務員一種
得意分野:住宅ローン借り換え/資金計画/家計見直し/投資のはじめ方
マイストーリー&メッセージ 学生時代はバスケ一筋で、努力で道を切り開く姿勢が自分の核に。大学卒業後は銀行へ。相場急変や厳しいノルマの中で、損失と向き合い「数字より誠実なフォロー」の大切さを学びました。のちに稲盛哲学に出会いコンサルへ転じるも、過重労働で体調を崩し、働き方と人生設計を見直す契機に。独立後はローン相談・資金計画・講師・コーチングを横断。今はチームで、価値観に合う選択を共に探る伴走者として活動しています。座右の銘は「動機善なりや、私心なかりしか」。
支援スタイル
住宅ローン最適化(新規・借換)を軸に、家計・投資・ライフイベントを“全体設計”で整理します。変動/固定の方針、返済・繰上げのルール、金利変動への耐性をシナリオで可視化。価値観を言語化し、目的・期間・リスク許容度を整合してシンプルな積立へ。商品の比較は最後に。要点・リスク・代替案を並べた“納得基準”を一緒に作り、決める→実行→見直しの短いサイクルで迷いを減らします。
伊勢田 里美
教育・住宅・老後のテーマを個別にではなく“つながり”として設計。やりたいこと・守りたいことを優先度順に可視化します。
保有資格:AFP ほか
得意分野:教育資金/住宅ローン/老後資金/相続・ライフプラン設計
マイストーリー&メッセージ 早くに家庭を持ち、子育て・仕事・家族の介護や相続まで、生活のステージを横断してお金の課題に向き合ってきました。保険会社での経験を通じて実感したのは、同じ悩みでも解決策は人それぞれだということ。商品や流行の情報より前に、「なりたい自分」「大切にしたい暮らし」を言葉にできるかどうかが、ぶれない意思決定の出発点になります。
だから私は、最初に“人生設計”からご一緒します。FPは金融商品の説明役ではなく、価値観を整理し、納得の選択へ伴走する存在。AIやデジタルが進んでも、あなたの「望む未来」を軸に、一歩ずつ具体策へ落とし込む役割は変わりません。情報に振り回されず、自分のペースで進める資産形成を一緒につくっていきましょう。
支援スタイル あなたの人生に寄り添うファイナンシャルプランナーとして保険業界・FP実務の長い経験を活かし、教育資金・住宅ローン・老後資金・相続まで、ライフプランを軸にトータルで支援。複雑なお金の悩みを“自分らしい選択”へと整理します。ただ“情報を渡す”のではなく、あなたの価値観に寄り添い、納得のいく選択ができるまで伴走します。
けんた|FP公務員
お金のことを考えるのが苦手でも大丈夫。“数字で見える安心”を一緒につくっていきましょう。
資格:FP2級/宅地建物取引士/日商簿記2級
得意分野:不動産投資/教育費対策/老後資金/税金対策/NISA・iDeCo
マイストーリー&メッセージ
公務員として現場に向き合うなかで、同僚や住民の“将来のお金”の不安に何度も直面しました。自分自身も子育てや住宅、老後を前に揺れ、学びを重ねるほど「不安は数字で整えると小さくなる」ことを実感。そこで、家計と制度を土台に、無理なく続く資産形成を設計するFPとして活動しています。専門用語は噛みくだき、選択肢の長短を並べ、価値観に沿った“自分の答え”へ。チームの知見も活かしながら、日常に馴染む一歩を一緒に形にします。
支援スタイル
まず家計を見える化(収支・口座・固定費)し、目的別に予算を割り振ります。つみたてはNISA/iDeCoを軸に“少額・自動・長期”で設計。保険は必要保障額から整理し、払い過ぎを家計に戻します。教育費・老後は時系列のロードマップで不足を早期に把握し、不動産は家計への適合性とリスクから可否を判断し、キャッシュフロー表で比較。決めたことはルール化し、定期点検で微調整。難しいことほど、シンプルに続けられる形を提案します。